昨晩はすでに何回目かの「富士市立高等学校あり方懇話会」。
富士市立高校ったって吉原商業高校1校しかないんですけど、あえて富士市立高校と呼ぶのは流行りの総合学科や中高一貫校なども含めて今後のあり方を検討しようということです。
いやもう勉強になります。
世の中には
スーパーイングリッシュランゲッジハイスクールとか
スーパーサイエンスハイスクールなんてモノがあったり、校名変更して中高一貫校にしたら偏差値が10も上がったとか、へーな話があります。
ウチのNPOは
吉原商業高校のチャレンジショップ「吉商本舗」のサポートに立ち上げ時から関わっているんですが、高校生たちがお店の運営を通してモノすごく成長していくんで面白いったらありゃしません。成長し過ぎておばちゃんみたいな女子高生が多いですけど・・・。
で、懇話会。
今回から委員の皆さんが、高校の将来像を発表して行きます。
思いのほか、現状肯定派が多かった印象です。
当初はあまりいいイメージを持っていない委員の方もいたかもしれませんが、実際に学校を見れば考え方も変わるだろうと思ってました。
現在の学校との接点があるかないかで、ずいぶんと印象が違うのがアンケート結果でも明らかです。
もっとも、このアンケート自体大問題で何でも書きゃいいってもんじゃないし、市から委託されてアンケートを実施した某官製NPOはちょっとどーしよーもないなーと。先生たち、みんな怒ってますよ。
とにかく商業高校の歴史を踏まえて、ビジネスを切り口にした学校になればいいのかなぁと。
それよりなにより「学校だけが学習の場ではない」と、本舗の子たちを見ていてつくづく思います。
高校生年代で接する大人は先生や両親しかいないのが現状。
吉商本舗では、お店を通してあらゆる年代の人との繋がりがあるわけで、正に地域が教育の現場に知らずに関わっていると。
なので、コミュニケーションツールとしての「お金」のことをもっと真剣に考えるべきだなーと。
まー、お金が嫌いな人ってあんまりいないしねー。