本日は、沼津駅前の静岡県地域交流プラザ・東部パレットで、「
パレットフェスティバル」の講師を務めてまいりました。
午後からの
まちづくりをテーマにした分科会。
沼津で活動するみなさんがほとんどで、商業的には富士市より賑わいのある街だと思っていても、そりゃそれで様々な問題を抱えているよーですよ。
ちょっと気になるのが、
沼津市への行政批判が多いこと。
批判する前に、実績を積んだり信頼を勝ち得たりしないとNPOという始まったばかりの起業形態は生き残れないのではないかと。
NPOったって、れっきとした法人なわけで、株式会社と運営自体は何ら変わりません。
利益を株主に配当せず、定款に定めた特定活動、例えば福祉やまちづくりに役立てるってことが唯一違う点であると。
地域での活動にはいろいろな
シガラミがあるのだとすれば、それは
人脈といった点で利用すればいいし、役所が縦割りなのが許せないと言ったところで、システム的な問題である以上うまく使えばいいだけの話。
どうもNPOと言うと、なんだか良いことをやってあげている…といったNPO側の発想と、いまだにボランティアなんだから金を取るのはどうのとか、そんなことで活動自体が長続きするのかなーと。
これは決して嫌なことでも頭を下げるって意味ではなく、法人としての当然の経済活動の基本なんじゃーないでしょうか?
役所には壁がある…などと言っている時点でまだまだ甘いと。
そんなモノはどこにだってあるわけで、逆に言えばどこにも壁はない。
あ、コレ、こないだいいこと言いますねー、と言われたフレーズです。
「
あなたはお金が稼ぎたいの?」などと設立相談で批判めいたアドバイスをするような中間支援型NPOは、もちろん論外です!