11月10日(金)は、清水→島田→焼津→飲み・・・って感じの1日。
まずは、昼から
清水銀座商店街のパルホールへ。
清水商工会議所主催による
ウルトラDの報告会です。
なんだそれ?な
ウルトラD。
Dは醍醐味の頭文字なんだそうです。
ドリフトのDではありませんよー。
寂れた商店街にお店を構える商店主のために経営コンサルを入れるという、まぁ、ありがちな話ですが、商売の醍醐味を味わってみよー!みたいな主旨。
報告会の内容も、POPを効果的にするとか、お客様への情報提供とか、ある意味当たり前のことばかり。
ところが、現在の寂れた商店街立地の個店でそんなことを地道にやっている店がどれだけあるのか?
残念ながら、ホントに数えるほどしかありません。
それぞれのお店は、実は前からやってみたいこと…例えば新商品開発などがあるものの、なかなか踏み切れなかったと。
踏み切るきっかけとして、
ウルトラDは効果的だったようです。
なにしろ数ヶ月で20%程度の売上げアップ。中には2.5倍以上伸ばした店もあったようです。
なんで、今まで踏み切れなかったのか?
できない理由を見つけてきては言い訳しているだけだったと思うのですが・・・。
以前、
こんな話を目にしました。
「やる気のある」人と「やる気のない」人が議論したら「やる気のない」方が勝つ
「やる気のない」人はスジの通った「できない理由」を延々語ることが可能だが、「やる気のある」人にとっての「できるであろう理由」は「直感」とか「自信」とか「おそらく」とか、かなり曖昧。
まともな議論をしていたら勝てっこないので、どんどん勝手にやるしかない。
今回ウルトラDに参加した5店舗が繁盛店予備軍となって、周辺の他の店に波及させることが最大の狙いなんですが、後に続く個店がどれだけあるのか…ってことに関しては、経験上甚だ疑問です。
とは言え、まずはやらなきゃ話にならないと。
このようなきっかけが必要でも、どこかで意識のスイッチを入れなきゃホントにヤバい。
これからは「商店街」振興よりも「商店」振興だなぁと、つくづく思います。
活気ある「商店」が連なってこそ「商店街」になるわけですから。
つづく・・・