昨晩は清水テルサで行われた
「清水・まちと市民と七夕フォーラム」のパネルディスカッションに出席。
主催は
京都大学経済研究所などなど。
なんだかアカデミックな香りがプンプンしますねー。
前半は、清水の七夕まつりで来場者アンケートを実施した結果や分析の発表がありました。
意外なコトはまったくなくて、んー、だから何?そんなこと調べなくてもわかるだろ・・・とツッコミたくなるような内容。
実は3月にも、同じ会場で七夕フォーラムが開催されたのですが、今回と同様、全国の商店街で夏場に「七夕」イベントをやっている所を比較研究。
事例は仙台、平塚、清水、安城(愛知県)でした。
が!これが酷かった。
だいたい、どこの七夕も見に行ってない。
今回は少なくともイベント開催中に実際に来て、アンケートを採っていることについて
のみ、格段の進歩かなー。
そういえばこの時期、大学4年生は卒論の時期らしく、ちょくちょく弊社にも問い合せがあります。
「直接そちらに行き、お話を伺うのが筋だとは思いますが、時間の都合上メールでの質問とさせていただきます」
こんなこと言ってるヤツには絶対に教えてあげません。
現場を見て、現場の人の本音の話を引き出さなければ、まともな研究などできっこない。
学生にしろ、研究者にしろ、アナタたちが分析発表する程度のことは、とっくの昔にわかってますと。
で、このフォーラムでは、「寂れゆく商店街イベントが市民参加によって、街は新たなコミュニティの場になってきている」とまとめたかったようです。
はー、そんなふうに言えば確かに聞こえはいいですね。
今回のアンケートを手伝った静岡県立大学の学生も、せっかく商店街に係ったというのに「また来たい」と思ったヤツは一人もいない・・・。
結局、新たなコミュニティなど生まれそうにないじゃん。
商店街イベントの問題の本質はそんなところにあるわけではないと。
つづく・・・。