昨晩(7月23日)は「
吉原身代地蔵尊大祭」。
岳鉄の吉原本町駅のすぐ横で、毎年行われるお祭りです。
この日は年に一度、世にも恐ろしい「地獄極楽絵図(↓)」も御開帳。
もう、スプラッターホラーかのような血まみれの地獄絵に、この近所のガキどもは震え上がり、ウソをつくと閻魔大王に舌ベラを抜かれると脅されながら育ってきてるわけですね。
もちろん俺もそうなんだけど、次の日にはあっさり忘れちゃう……という、極めて特殊な能力も身につけることができました。
ウチの小僧も、この時ばかりは神妙にしてたけど、今日はてんで言うこと聞かないもの。
でね、吉原で「お地蔵さん」と言えば昔っからココのことを言うわけですが、去年は「富士まつり」と重なって露店はわずか2軒。
今年はそんなこともなかったけれど、たかだか40年程度の行政主導イベントがその10倍は歴史があるであろう地域の祭を台無しにしているのは如何なものか・・・と、やっぱり
去年も言ってたな。
そうそう、今年も
まちの駅「吉原宿・東木戸のくすりやさん」の久保田くんが、観光ボランティアとして大活躍。
「地獄極楽絵図」も解説付で見ると、なるほどよく理解できます。
久保田くんが説明を始めると、どんどん人垣ができてくる。
そんな感じで「まち歩き」ができたらいいっすよね。
「まち歩き」とは若干主旨は違うけど、観光絡みでちょいとしたプロジェクトを立ち上げようかと思っちょります。
ところで、実は地獄にはいくつもの種類があって、八大地獄と呼ばれる八つの中で最も最悪なのが「阿鼻地獄」なんだそうです。これは別名「無間地獄」とも呼ばれ、絶え間なく永遠に苦しみが続くんだそうですよ。やだねぇ。
ちなみに、
こないだの映画ネタの話。
「
インファナル・アフェア」は「無間道」ってタイトルが付いているように、このシリーズのテーマは正に「無間地獄」。
リメイクしたハリウッドは、肝心のラストシーンを変えちまって……あぁ、まったくわかってないってこった。