あー、
パピー閉店ですか。そうですか。
昨年はパピーの催事に吉商本舗も出店したし、シネ・プレ〜ゴでバイトしているウチの関係者もいたし。
富士駅前も厳しさに、さらに拍車がかかってしまいますか……。
そういえば先日、なぜか流れで
富士のTMO会議にお邪魔して、ま、知ってる人も多いんで今さらって感じですけど、ちょこっとだけご挨拶までさせていただき、ありがとうございました・・・・<(_ _)>
俺は、吉原のTMOにも関わってない……っていうのにね。
で、吉原でも10年以上前にヤオハン閉店(→)を経験してきているわけですが……。
確か1994年の撤退当時、商店街は既に衰退しはじめたシャッター街前夜。
その後、閉店する店は増え続け、特に商店街では老舗の本屋や酒屋が店を閉め、さらには食品スーパー「ひのや」が撤退、生鮮三品がまともに買い物できない街になっていったと。
ヤオハンの場合は、1997年に会社更生法の適用を受け事実上の倒産に追い込まれたので、遅かれ早かれどっちにしろ閉店は時間の問題だったと思います。
ちなみにヤオハン破綻についての詳細はココ参照で・・・。
(
その1・
その2)
ヤオハン閉店後の吉原では、
ナイトバザールやったり、吉原小宿を買い上げたりして集客イベントに力を入れてきたものの、結局はイベントの意義や目的が各個店で共通認識として明確でなければ、その時だけは集客できても「イベントでまちは救えない」……ってことになってしまう。
イベントが賑わっていても、そのついでにやる気のなさそうな店で買い物なんかしないでしょ?
それと同様、大型店にしろコミュニティ施設にしろ総合病院にしろ、いわゆる街の集客施設が賑わっても、その周辺の魅力の感じられない店で買い物なんかしないでしょ?
まぁ、結局は集客施設やイベントに頼らなくても「ココで買いたい、この人から買いたい」みたいな店の集合体としての街を地道に目指していくしかないんじゃないかと。
そこで初めて、集客施設やイベントの効果が現れるんじゃないかと。
でね、まちなかの大型店が撤退していくのは、何も富士駅前や吉原に限った話ではなく、全国的にもそうだし、逆に富士駅前ぐらいの規模の地方商店街で、パピーやヨーカ堂があること事態がもはや珍しい。
ヤオハンの再開発だって10年以上かかって……かといって集客施設ができたわけでもなく……。
だけど、全国ではそんな状況にひと際危機感を抱いて面白そうなことをおっぱじめている所があるのも事実で、水面下で何やらうごめいている……いや、戦っているって感じ。
なんとなーく共通するのは、コンセンサスを重視し過ぎると、そのビミョーな温度差がスピード感を阻害する原因になったりするので、やりたいヤツだけでドンドンやっちゃう……みたいな。
まーとにかくもういっぺんビジネスの場として、地道に再構築していかなきゃならんってことですね。