ここんとこ旅ブログと化してますがー、行ってきましたよ富士スピードウェイ。
一部で誤解があるようですけど、午前中は吉原小学校の運動会にも行って来て、父親としての責任もちゃんと果たしているのであります。なんちゃって。
で、F1日本GP。
小雨と霧で最悪のコンディションの中、予選最後に気合いの走りを見せてくれたマクラーレンのL・ハミルトンは、やっぱりタダモンではない。
さらにFISCO…あれ?最近はFISCOって言わないのかな?
とにかく富士スピードウェイの場内誘導も、親会社が三菱地所からトヨタに変わろうが、酷いことに変わりはない。
これもある意味、タダモンではないなぁと。
それにしても酷過ぎる。
今回の日本GPは、30年ぶりのF1開催ってことで、入場はすべてシャトルバス。
ウチからだと、十里木経由のいつものルートで富士スピードウェイまで1時間かからない。
今日も小学校の運動会を途中で抜け出し、順調に最寄りの駐車場兼シャトルバス乗り場まで着いたわけね。
俺はバイクで行ったんだけど、ココが周辺駐車場では一番近くてバスで15分の距離。
余裕で2時からの予選に間に合うはずが、東ゲートの手前から大渋滞。
周辺は車両規制してるんで、渋滞しているのは何十台ものシャトルバス。
ゲートを抜けた所で、他の乗客と共に勝手にバスを降りて歩いたおかげで、間に合った。ふー。
帰りもバス乗り場は大行列。(→)
これが少しづつ動いているんじゃなくて、まったく動かない。
と、言うよりバスが全く来ない。
あきらめて引き返し、バイク専用駐車場まで1時間ほど歩く。
歩く道すがら100台ものバスが、ぴくりともせずに延々並んでいる。(下の画像)
一体どうなってんの??
後でわかったことだけど、どうやらバス乗り場に向かう車道が陥没したのが原因らしい。
バスに乗るのに2時間3時間待ちは当たり前だったようで、あの肌寒い雨の中をひたすら待たされるってのもどうなんだと。
バイク以外の駐車場は、歩けるような距離じゃない所の方が圧倒的に多い。
これまでもFISCOのビッグイベントは、場内の駐車場から出るのに一苦労したものだけど、クルマの中で待つのと、立たされっぱなしじゃイライラ度が違う。
なにも全てをシャトルバスにする必要もないし、毎回5〜6万人は集めるGT選手権も場内駐車場で賄っているわけだし、何件もある周辺の工場や空き地を勝手に民間レベルで金取って開放したっていいし、昨日今日レース開催を始めた所じゃないっつーのに、F1だからと特別視し過ぎているんじゃないか。
だいたい、もう何十回も行ったことあるけど、バスで富士スピードウェイへ行ったのは俺だって初めてだもの。
結局、バスは素通りするだけで、地元への経済波及効果は期待できないって話もあって、これじゃぁ確かにそうだよなぁ。
経済もそうだけど、モータースポーツ文化も育たない。
年に一度の世界的なお祭り巡業なんだから、観客のクルマが少々渋滞したって、そーゆーものだと思っていただくってのもいいんじゃないかと。
三菱地所時代はFISCO閉鎖の話が持ち上がり、地元の人たちがそれに反対した歴史もあるわけで、実際多くの地元らしきスタッフの皆さんは素晴らしくフレンドリーなんだから、街をあげて歓迎したい人たちのためにも、今のシステムは止めるべきだと思いますよ。
でないと、F1だけがモータースポーツだと思っている連中に鈴鹿の方が良かった…って思われるのがオチ。
F1に気を使い過ぎて・・・それとも警察の指導でもあったのかな??
とにかく、馴れないこと(これまでやったこともないシステム)はしない方がいいと。
決勝へつづく・・・