1月18日は静岡で待望の「
国民文化祭2009・創造支援工房しずおか」企画委員会。
12月に続きやっと今年度第2回目の開催。
何が待望かって、
これまでの行政補助金のあり方に風穴を開け、新たな地平を切り開く、素晴らしく前向きなプランを委員会案として提示したからなのでありますです。
ちなみに「創造支援工房しずおか」は、ルーティンの事業や、やらされてる感漂う行政主導型企画が大半を占める国文祭の中にあって、唯一の一般公募部門。
ただ、これまでの国文祭でも「半分補助金出すからやりたい人〜」って感じの公募事業は必ずあるようで、2006年の山口では「きらめき公募」、2007年徳島では「もっとみんなで参加事業」って感じ。
でだ、「創造支援工房しずおか」は2009年だけやりゃぁいいのか?ってことに尽きると思う。
国民文化祭なんて、だーれも知らないお役所主導のお祭りに、その年だけ莫大?な予算が付き、それ以前に開催年の3年も4年も前から準備室なる部署ができ、年々担当する職員が増えて、人件費的にもかなりな予算が投入される。
これまでも国体やねんりんピック、さらには東海道四〇〇年祭、伊豆新世紀創造祭などなど。
あまりにもイベントが集中し過ぎた2000年前後には県庁内に「ゆめ未来局」というウットリするようなネーミングの部署までつくって、同様の体制で挑んでいたわけね。
だったら、典型的な打ち上げ花火に終わるような事業だとしても、これをきっかけに未来へ繋がる文化の波を広げていこうじゃありませんかと。
それには参加団体間での交流が大きな柱になるはずだと。
国文祭のこの企画で知りあった人たちが、互いに刺激しあって2010年以降にも新たな何かが生まれていくような、さらに大きな巻込み力を発揮して底しれぬムーブメントになるような・・・そのスタートの始まりに、金だけ渡してハイ終わりじゃ、どうしようもない。
これは補助金ではありません。
この創造支援工房に主体的に参加するみなさんを支援する事業なのですよ。
・・・と、まぁそんな感じで今までにないような提案を投げ掛けたわけね。
で、
これを実現に移すには、事務局たる県職員の力量が試されているわけで、正直言って年々グズグズになっていく国文祭企画委員会の県の対応に、不平不満が渦巻いている状況で、さぁどこまでできるかやってみろ!ってんだ。
なかなかいいプランだと思う……などという上から目線で、協働とか言うなっつーの。
これまでの経験から言うと……などという自分の中の前例主義を飛び越えてみろと。
仕事量が増えても給料は同じだと、どこかで思いながら皆様の委員会に臨んでいるなら、全くもって失礼な話であると。
この手の打ち上げ花火事業はケツが決まっているので、終了後担当部署は解散してしまう。
ってことは、県庁職員的には何ごともなくつつがなく、粛々とやってりゃいい……という選択肢もあるわけで、他にも山ほど仕事を抱えているとか、これだけをやっているわけではないとか、そんな甘っちょろい言い訳や、職場の事情を持ち出す時点で、やる気があんのかと。
県職員のモチベーションの管理まで、市民な委員は気を使ってあげなきゃならないとは、あ”〜面倒くせぇ!
そんな話を委員会終了後の飲み会でガツンとかまして、そのあと
SUKICAFEでやってる
異業種交流会・R139(webはまだ仮設です)に顔を出して、結局午前4時頃まで熱く語ることになって、翌日はタイミング良く
TSUTAYA DISCASから届いた「県庁の星」を観た。
県庁の星(スタンダード・エディション)
織田裕二 , 柴咲コウ , 佐々木蔵之介
東宝
ふーん、なるほど。
映画も実際も、変わったことやるヤツは出世できなさそう〜。
ただね、「俺は他の行政マンとは違う」……と自負している人でも「物言いが偉そう」という傾向が比較的多く観られるのが残念だな〜と、ふと思いましたね。
中には抜群の行動力を持っているのに、恐ろしく腰の低い人もいるんだけどね。