吉原祇園祭、怒濤の2日間が終了。
今年はウチんちの町内、本町一丁目が6年ぶりの大当番。
大当番とは当番神社の当番町で、祭の準備から片づけまでやることは山のようにあって、ハードワークでヘロヘロになるという、それはそれはチョー大変な当たり年。
本来、ウチの町内が属する天神社内では6年に一度当番町が廻ってきて、12年に一度大当番が廻ってくるはずだった・・・んだけど、最近そのローテーションにちょっとした問題があって、早くも大当番が巡ってきたわけね。ふ〜。
で、とにかく木曜の夜から一日前倒しで縄張り……町内をグルッと一周、シデ(白紙のひらひら)を付けながらしめ縄を張っていく。
*そんな中で、縄も張らない町内がひとつだけあるのは如何なものかと小声で言っときます……ww
金曜の朝は5時集合で、山へ竹取に。
天神社の参道と鳥居に、各町内の会所に、そして神輿用に大量伐採。
富士警察署や、謎の中島倉庫から交通標識や砂袋を搬出。あち〜。
ウチの神輿は、笹を四方にくくり付けるタイプ。
祭当日、珍しいですね〜と言われたけど、産まれる前からこれなんでね〜。
6月14日(土)、祭初日。
昼過ぎに天神社前でお払い。
これも当番町は先頭にいなきゃなんないので、真っ先に。
いよいよスタート。
町内の会所(スルガ銀行)前で記念撮影。
今年は、還暦を迎えても現役バリバリのTさんのために、サプライズで真紅の法被(はっぴ)を贈る。
みんなニコニコだぜ!
土曜の4時は宮太鼓の競演。
叩き出しは本町一丁目・・・女子!
本町三丁目。
この時間、宮太鼓の競演は3箇所で同時開催。
締めは大当番の青年長。
それでは皆様、お手を拝借!いよ〜!よいよいよい!よいよいよい!よいよいよい!
(↑吉原流の手締め)
土曜の夜は、山車・屋台21台勢ぞろい!
天気にも恵まれて、やたら人出も多かった〜〜。
6月15日(日)、祭2日目。
早朝からトラックの上で太鼓を叩きながら(←許可取得済)、海岸へ浜行き。
潮水(海水)を汲んでくる………ついでに、焼そば&焼肉。
その後、潮を神棚に捧げてもらうために各家を廻り、当番町として天神社七町の会所に挨拶廻りして、神社に一番乗りして酒の準備して・・・昼飯喰うヒマなし。
さー、神輿の担ぎ出し。
我らの本町一丁目青年長が清めの潮をかぶる。
じゃぶじゃぶじゃぶ〜!
うお〜〜〜!!
それでは皆様、お手を拝借!いよ〜!よいよいよい!よいよいよい!よいよいよい!
当番町の大役のひとつは神輿の交通整理。
まずは南町。
あ〜、まったく広過ぎるぜ〜!
参考:
吉原旧町名マップ
そういえば、この横断幕を張るのも大当番の役目。
本町二丁目。
もうこの時点でヘロヘロだぜ〜。
天神社では神輿の順番は毎年変わる。
今年は、南町→本町二丁目→本町三丁目→幸町→大和町→宮町→本町一丁目。
そういえば、今年は2年に一度の木遣り(きやり)道中。
考えてみると、木遣りやヨソの神社の神輿とかちゃんと見たことないなー。
子ども神輿。
日曜夜。
まもなくグランドフィナーレ。
交差点に山車が集結・・・
うお〜〜!
よくやったぜ〜!青年長!!
6月16日(月)早朝。
昨日までの喧騒がウソのような静かな朝。
ひたすら無言で片づけ作業。
本町二丁目は天神社内の車庫に。
神輿も・・・。
これで祭は全て終了・・・かと思いきや、まだ座敷払いが終わってない〜。
あ〜、どこからか聞こえてくるお囃子の耳鳴りと、本町通りに刻まれた山車の車輪の跡が消えるまで、しばらく余韻に浸らせてちょ!
いや実際、この祭は我々にとって日本一、いやいや宇宙一の祭。
この祭に関われる幸運と、このまちに産まれ育った幸せに、限りなく感謝!