前回のつづき。
今回は、やたら長いよ〜。
石垣島2日目、7月12日。
近所のレンタルバイク屋さんからちょっとだけ大きいスクーター、ホンダ・リード100を借りて島内一周へ。
当時の移動手段のメインは原付(ホンダ・シャリー&ヤマハ・パッソル)で、その後ホンダXL125と、ちょっとかっちょいい自転車&ちょくちょく人から借りた乗用車。
そんなわけで、どうしてもバイクで廻ってみたかった。
なんかさ、記憶の断片を繋いでいく旅……
ボーン・アイデンティティーみたいじゃんねぇ。
まずは、港にほど近い竹富町役場(石垣市にある)。
全く変わってない。
夜な夜なココの前を通って美崎町へ行ったもんだ。
昔住んでたところ。
全然変わってな〜い。
御神崎(おがんざき)。
東シナ海に沈む夕陽を見に行ったもんだぜ。
道は素晴らしく整備されている。
確かあの当時はダートで、だからバイクをオフ車(XL125)にしたような…。
川平湾。
石垣島といえば、この風景。
底地(すくじ)ビーチ。
端っこに写ってるシーサイドホテルはこんなにでかくなかったな〜。
ちなみに、ココのオリジナル商品(パレオ)のパッケージデザインをした覚えがあるんだけど、さすがに見当たらず。
今回、ぜひ訪ねたかった日本最南端の「吉原」。
ちなみに、発音は「よしわら」ではなく「よしはら」。
おそらく世界最南端の
吉原小学校!
小さい学校だけど、グランドは全面芝生!素晴らしい〜!
石垣でも郊外の学校の校庭はほとんど芝生。(まちなかの小学校は事情が違うみたい)
このブログを見ているかもしれない市会議員の皆さんは、校庭の芝生化を研究してみたら如何でしょうか??
前にも書いてんだけどね〜。
参考:
Jリーグ百年構想:芝生
東京都環境局:校庭の芝生化
島の北の方へ海沿いをどんどん進んで行くと、人里離れた所に以前はなかったダイビングショップやカフェみたいなお店が何軒もあるんでビックリすると言うか、やって行けるのか心配になっちゃうね〜。
で、20年くらい前にできた於茂登(おもと)トンネルを抜け、
サッカーパークあかんまへ。
猛烈な暑さの中、小学生たちが頻繁に休憩しながら練習中。あち〜!
ココはかつて清水エスパルスのキャンプ地だったこともある。が、今では「なんとか東京」というチームが毎年キャンプをしている・・・と思ったら、あれ?今年は止めちゃったの??
さらに、考えてみると一度も行ったことのない石垣島最北の平久保崎へ。
なるほど〜、こーなっていたわけね。
ちなみに平久保小学校の校庭も全面芝生!
でだ、24年前のパターンだと、夜中の島内一周ドライブは、野底(のそこ)から伊原間(いばるま)にかけて連続するコーナーのセンターラインに埋め込まれたキャッツアイがキラキラで、ちょっと感動モノ(今はないけど……)。なので、助手席の女子ウットリ〜の、玉取崎(たまとりざき)展望台へ行き〜の、満点の星空を見上げ〜の、嫁ぎ〜の・・みたいな。
あ〜そんな話はどうでもいいですね。
今度は、太平洋沿いをどんどん南下。
おお!
新石垣空港を建設中じゃぁないですか。
あの当時から作る作るとウン10年。
そうですか、そうですか、ついに着工したんですか〜。
新空港建設までそれこそ紆余曲折があって、世界的にも有名になった白保の海を埋め立てるとか予定地は二転三転して、結果的には埋め立てずに建設することになって良かったんじゃないかと。
当時、どんな考え方だったか振り返ると、白保の貴重さをまず知らなかったし、あの滑走路の短さからすれば、少々海を埋め立ててもいいんじゃないかと思っていた。
で、地元に帰ってから富士山を見てちょっと考え方が変わった記憶がある。
久々に見た富士山におお!と思って、やっぱり、毎日見ているとそのありがたみを忘れちゃうんだなぁと。
環境に配慮することが、この20年間でどんどん当たり前のことになって来ているのを、今どき2ストのレンタルバイクに乗りながら思うのでありましたww。
←白保へ通じるサトウキビ畑を抜けるこの一直線の道は、心に残る道ベスト10・・・って俺が選んでるんだけどね。
さー次。
石垣島3日目、7月13日。
かつて夏のシーズン中にお手伝いをさせていただいていた
上地観光のパナリ島ツアーへ。
20年ぶりの石西礁湖(石垣島と西表島の間のサンゴ礁の海ってこっちゃ)をパナリへ。
以前に較べればサンゴは白化現象等で危機的状況なのは確かだけど、初めて来た人には未だに息を飲むほど美しい海が広がっている。
あ〜それにしても、当時の観光客は90%以上が若いお姉ちゃん4〜5人のグループで、今みたいに家族連れやカップルはいなかった。
当時の俺と同じ立場で黙々と働くバイトの兄ちゃんも、羨むほどのビキニギャル満載の日々が懐かしい!
今回は全くの浦島太郎状態で、何度も足を運んだ店はほとんどなくなっていて、毎日のように入浸っていたカフェバーは見事にラーメン屋になっていたりした一方、24年ぶりにまさか会えるとは思えなかったかつての仕事仲間に会えたり、石垣に誘ってくれた張本人に会えたり、憧れの人(←一番嬉しかったっすね〜)に逢えたり〜・・・ラジバンダリ。
そんなこんなで、それでは皆さん、また逢う日まで!
あ〜、腕まで皮が剥けてきたよ〜ん。