国民文化祭やまぐち2006、視察2日目。
おとといほとんど寝てないので、早寝早起き。
宿泊地の徳山の駅前商店街を早朝散歩でブラブラしたら、なんだか今日はイベント開催日のようです。
既に50何回目かの
徳山のんた祭。
駅前で国文祭のご案内ブースを準備中の行政職員らしき人に、あっちのイベントと国文祭は一緒にやっているのか聞いてみたら、どうやら関係ないらしい。
既存のイベントへの出演者が今年限りの国文祭にとられてしまい、批判もあるとか。
まー、こんなんじゃ本末転倒。
前日の岩国はそのあたりはウマくやっているようです。
で、駅前や各会場では至る所にご案内ブースが設置されているわけですが、ここには多くの場合、招集をかけられた行政職員がわけもわからず配置され、一緒にいるボランティアスタッフの一生懸命さが空回りしていたりする。
国文祭とか国体とかねんりんピックとか…各県持ち回りの行政主導型イベントは仕事で仕方なくやってる感が漂ってくると、ホントに関係者だけのイベントに成り下がってしまって、何のためにやっているのかわからんことになるなぁと。
さて、山口市のスポーツ文化センターへ移動して
生活総合フェスティバルを見学。
よく公民館なんかでやってるヤツの拡大版って印象で、他の方々は良かったと言ってましたが、俺は全然もの足りない。
模擬店も並んでいるのに、学園祭みたいな無駄に熱いノリに欠けているような気がする。
そんな中、山口県内の商業高校と農業高校がそれぞれ合同でオリジナル商品を販売していたのが良かったです。
彼らのブースだけハジに追いやられ、元気いっぱいなのにちょっとかわいそう。
期間中は各校持ち回りで販売を担当しているみたいで、他の学校の商品に触れると負けてられないぞって思うんだろうなぁと。
ちなみに先生らしき人と話をしたら、吉商本舗のことを知ってましたよー。もうそれだけで嬉しいです。
その後、とてつもなくヘンピな所にある「きらら元気ドーム」の
閉会式・グランドフィナーレへ。
ありがちな伝統芸能の紹介はさておき、この閉会式の実行委員会は若者主体で考えてきたみたいで、手作り感がワリと伝わってきました。
結局、文化の担い手となる若い人たちにあーだこーだ言わずに任せちゃえば、それなりにやるってことなんじゃないかと。ジジィは暖かく見守るなり、アドバイスしてあげれば充分ですよ。
で、帰りはこれまた5時間もかけて帰ってまいりました。
以上、去年まで国文祭なんてものがあるとは、ちーっとも知らなかった企画委員の報告でした。