昨日の予選のつづき・・・
9月30日(日)、F1日本GP決勝。
F1見に来たんだか、シャトルバスに並びに来たんだかわからない…って話もありますが、雨のレースでは、F1マシーンも少々接触しようがそんなの関係ねえ!ってことが、よーくわかりました。
そしてF1の歴史を塗り替えるであろうL・ハミルトンの初年度に立ち会えたことに感謝。
いずれ、2007年の富士のF1をこの目で見たことが、
1990年の富士のF3のようにプチ自慢のタネになりますように。
そんなわけで、ラストラップの凄まじい攻防といい、焦りまくる現チャンピオンといい、見どころ満載で単純に面白かった。
そう、レースは面白かった・・・だけどね、やっぱり土曜に引き続きオーガナイズは最低でしたね。
(↑イイとこまったくなしのトヨタ、バチが当たったんじゃないの?)
バイク専用駐車場の小山町総合運動公園(
地図)から、富士スピードウェイの東ゲートまで一本道で約2.5km。
11時過ぎに着いた時には、既に駐車場の遥か彼方からシャトルバス渋滞。
決勝は1時30分スタート。
すげぇ!昨日どころの騒ぎじゃない。
昨日の大混乱を教訓にして、得意のカイゼンが成されているかと思いきや、まったくダメじゃん。
今日だけ観戦の不安げな人たちに、シャトルバスはやめて歩いていった方がいいとアドバイス。
ただし、距離は近いがアップダウンがかなりある…。
そしたら、警備員が徒歩での入場は禁止ですよと、マニュアル通りのご注意。
そんなことは百も承知で歩く人多数。
ピクリとも動かないバスを横目にどんどん歩く。
見かねたバスの乗客も、ぞろぞろ降りてくる。
反対車線は滅多にクルマも来ないので、歩行者は増々膨れ上がり、なんだかデモ行進みたい。
こうやって歩く道すがら、怪しげなグッズを売る露店があったり、たこ焼き売ってる店があったり、駐車場あるよ〜っと地元のおばちゃんが変な風船みたいなのをクルクル回してたりしないと、お祭り気分が盛り上がんないよなぁ。
結局ゲートはフリーパスで、自由席ならタダ見も可能だったんじゃないかと。
レースは悪天候のため何年ぶりかのセィフティカー先導でスタート。
これで思い出すのが
太田哲也選手の事故。
雨の富士スピードウェイでの、この悲劇の事故はオフィシャルのずさんな救助活動も当時大問題になった。
レースはクラッシュも多かったけど、何事もなくすんでホントによかった。
1977年のF1では大変なことになって、それが日本でのF1中止の原因にもなったんだから・・・。
ところで、今回はシャトルバス大混乱でレース途中で帰る観客があまりにも多かった。
俺の席は通路側だったんで、気が散ってしょうがない。
スタートに遅れたのはホントに気の毒だと思う。
最後まで見ずに泣く泣く帰らなければならない事情も理解できる。
ただ、フィニッシュまで見て、表彰台の勝者を讃えるまでがレース観戦者の役目であると思っている人間も多数いるんだから、もうちょっと申し訳なさそうに退席してもらいたい。
映画館で目の前のヤツが何人も途中退席されたら、あんまり気分のいいものじゃないでしょ?
で、帰りはハナっからバスに乗る気はなく来た道を歩く。
相変わらず空き待ちのバス大行列。場内も待機中のバス多数。
(↑見渡す限りバス、バス、バス…。これはツアー用かな?)
こんなにあるのに乗れないってのは、オーガナイズの問題に尽きるわけで、もうバカかと。
来年も開催は決定している以上、これからFニッポンやGTを地道に開催しつつ、バカはバカなりに学習してほしい。
まぁ、そんなこんなで、今回富士スピードウェイに行った観客のみなさん、本当にお疲れさまでした。
もう足がパンパンだよ〜。